ゲルノブログ

同志社コール・フリューゲルの公式ブログです。

12月8日に定期演奏会あるよ

おはようございますorこんにちはorこんばんわ

コール・フリューゲル、第53代ベースパートリーダーの加來です。
この肩書きが使えるのももう1ヶ月もありません。
パーリーになってもう一年が経つのかと思うと、時の流れは本当に早いです。

折角ブログを書く機会を得たので、少し思い出話をしたいと思います。(興味ねぇヨとか言わんといてね……)

二回生の4月、僕が技術という役職に就いたとき、他のチーフ(当時はサブ)には3ヶ月ほどの差がありました。というのも、実はベースサブに立候補した人がサークルを辞めちゃったんですよね(人には色々と事情があるので仕方ありません)。その空いた席を埋める形で、僕が立候補して就任した訳ですが、立候補したのには理由がありました。
それは、合唱を真剣にやってみたい、という思いがあったからです。なぜそう思うようになったかというと、卒部式のとき卒団されるベースの先輩がポツリと「もっと真剣に取り組んでおけばよかったな」と言ったのを聞いたからでした。その言葉を聞いたとき、僕はまた後悔するのかな、と思ったんです。
小中学校、高校の卒業や何かしらの終わりのときに感じたあの嫌な「後悔」。あれをまた俺は感じるのか?と考えたとき、もう後悔したくないなーって感じたのです。どうせやるなら、本気でした方がいいじゃないか。
だから、合唱に本気で向き合えそうな技術という役職に立候補しました。
小さい頃から水泳しかしてこなかった僕は合唱どころか音楽の知識や経験は皆無でした。鍵盤の位置すらわかりませんでした。(「ド」だと思って「ファ」の白鍵を叩いたのはいい思い出…?)

パー練の音取りのためにポーター練習を徹夜で泣きながらしたり、音がわかんなくて自信を失ったり、音を外して失敗したり……ボイトレでむちゃくちゃ指摘されたり………

本気でやると意気込んだは良かったけれど、たくさん失敗して、間違って、恥をかきました。でもそれだけ成長できたと思っています。他のチーフにもようやく追い付けたかな。やったね。


そんな僕の「本気」をぶつける場所が定期演奏会です。勿論歌うのは僕だけではありませんが、今まで培ってきた技術と思いを全力で出しきりたいと思っています。絶対にいい定演にしたい……!!


……あー…まだ書きたいことはあるけれど、あんまり長くなっても仕方ないし、これぐらいで…
…( ^∀^)

それでは定期演奏会の紹介も少し……

第1ステージの「たましいのスケジュール」。サブが指導したステージですが、この曲集本当に良い。泣ける。詩がすごく良い……(小並感)。今年のサブは優秀なので、本当に期待できます。4つのある曲の詩の意味やつながりを感じることができるのでは、と思っています。

第2ステージの宗教曲。僕はキリスト教徒ではないし、キリスト教について知識があるわけではないけれど、僕なりの思いを込めて、「神」を感じて、歌いたい。

第3ステージはアラカルトステージ。あの有名曲を楽しく歌う。これはただ楽しみたい。我々だけではなく、その場のみんなと。

第4ステージ。「すこやかに、おだやかに、しなやかに」

作曲者・松下耕先生の曲集。松下耕先生が、谷川俊太郎の詩に何を感じ、どんな思いを込めて作ったのか。それを想像し、表現することの難しさや楽しみを感じることのできた曲集だと思います。歌う人によって、曲に対する感想は様々です。しかし、歌い手が一体となってこの曲集を表現できたなら、きっと誰かの心を動かすことができると僕は確信しています。この曲集は、4曲で1つの物語だと僕は思っているので、その物語を心を込めて歌います。


思い付いたことをダラダラと書いてしまいましたが、間違いなく今回の定期演奏会も素晴らしいものになるでしょう!是非聴きに来てくださると嬉しいです。

最後に、我々のスローガンを。

「心に訴え、心で歌え」